ゴルフグリップおすすめ人気ランキングと選び方徹底解説

ゴルフクラブで唯一、直接手が触れる部分が「グリップ」です。自分に合わないグリップを使っていると、スイングが安定せず、思ったようなショットが打てません。グリップを変えるだけで、驚くほどゴルフが変わることもあります。

この記事では、数あるゴルフグリップの中から、あなたに最適な一本を見つけるための選び方のポイントを詳しく解説します。さらに、人気の高いおすすめグリップをランキング形式でご紹介。この記事を読めば、グリップ選びの迷いがなくなり、スコアアップにつながる最高のパートナーが見つかるはずです。

ゴルフグリップの選び方

グリップ選びはスコアメイクの重要な要素です。しかし、種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、グリップ選びで失敗しないための基本的なポイントを解説します。太さや重さ、素材、バックラインの有無など、自分に合ったグリップを見つけるための基準をしっかり押さえましょう。

グリップの太さや重量で選ぶ

グリップの太さは、スイング中のフェースローテーションに影響を与えます。一般的に、太いグリップは手首の動きを抑えやすく、フックが出やすい人におすすめです。逆に、細いグリップはリストターンをしやすく、スライスに悩む人が試してみる価値があります。

重量も大切な要素です。軽いグリップはヘッドが効きやすく、重いグリップはカウンターバランス効果で振りやすさを感じることがあります。迷ったら標準的な太さや重さから試すのがおすすめです。

バックラインの有無で選ぶ

バックラインがあると、毎回同じ位置でグリップしやすくなるメリットがあります。ショットの再現性を高めたい方や、フェースの向きを意識したい方に向いています。

一方、バックラインがないグリップは、どこを握っても同じ感覚で握れます。そのため、フェースを開いたり閉じたり、ショットによってグリップ位置を微調整したいゴルファーに好まれます。どちらが良いかは好みやプレースタイルによりますので、実際に握って確かめてみましょう。

グリップ素材の特徴で選ぶ

グリップの素材は、握り心地や滑りにくさに大きく関わります。最も一般的なのは「ラバー」素材で、柔らかくて手に馴染みやすいのが特徴です。「コード入り」は、ラバーに糸を練り込んだもので、雨の日や手汗をかきやすい人にとって滑りにくいメリットがあります。

最近増えているのが「エラストマー（樹脂）」素材です。カラフルなデザインが多く、耐久性にも優れています。素材によって性能や価格帯も変わってくるので、それぞれの特徴を理解して、自分の好みやプレースタイルに合った素材を選びましょう。

グリップのフィーリングで選ぶ

グリップのフィーリング、つまり握ったときの感触も重要な選択基準です。大きく分けて、ソフトな（柔らかい）フィーリングと、ハードな（しっかりした）フィーリングがあります。ソフトなグリップは、手に吸い付くような感触で、インパクトの衝撃を和らげてくれます。

ハードなグリップは、しっかりとした握り心地で、シャフトの挙動やインパクトの感触がダイレクトに伝わってきます。どちらを好むかは完全に個人の感覚によります。可能であれば、実際にショップなどで握り比べて、自分が心地よいと感じるフィーリングのグリップを選ぶことをおすすめします。

耐久性や交換の目安をチェックする

ゴルフグリップは消耗品であり、使っているうちに劣化していきます。劣化すると滑りやすくなり、無駄な力が入ってスイングに悪影響が出ます。グリップの耐久性は素材によって異なりますが、一般的にはラバー系よりもエラストマー系の方が長持ちする傾向にあります。

交換の目安としては、プレー頻度にもよりますが、一般的に「40ラウンドまたは1年に1回」と言われています。表面がツルツルしてきた、硬くなってきた、ひび割れてきたなどのサインが見られたら交換時期です。定期的なチェックと交換を心がけ、常にベストな状態でプレーしましょう。

パター用グリップ選びの注意点

パターはフィーリングが非常に重要なので、形状や太さなど様々なモデルが存在します。太めのグリップは手首の余計な動きを抑え、ストロークを安定させる効果が期待できます。近年人気のピストル型やノンテーパー型など、自分のパッティングスタイルに合う形状を探しましょう。

また、素材や表面のデザインにもこだわりたいところです。しっとりとした感触のもの、さらっとしたものなど多様な選択肢があります。ルール適合品であるかも確認しつつ、自分の感覚に最もフィットするパターグリップを選ぶのがおすすめです。

ゴルフグリップおすすめ人気ランキングTOP15

ここからは、ゴルファーから高い支持を集める人気のゴルフグリップをランキング形式でご紹介します。定番モデルから最新モデルまで、様々な特徴を持つグリップがランクインしています。ぜひあなたのグリップ選びの参考にしてください。

エリートグリップ Y360 SH

エリートグリップの「Y360 SH」は、高いフィット感と耐久性を両立した人気のラバーグリップです。独自の「NK510」特殊合成ゴム素材を使用し、手に吸い付くようなしっとりとした感触を実現しています。表面のY字型ディンプル加工により、雨の日でも滑りにくく、安定したグリップ性能を発揮します。

バックラインの有無を選べる点も嬉しいポイントです。適度な柔らかさで衝撃吸収性にも優れており、長時間のラウンドでも疲れにくいでしょう。豊富なカラーバリエーションも魅力で、クラブコーディネートを楽しみたいゴルファーにもおすすめです。雨の日でも滑りにくく、安定したグリップ力を得られるのが最大の魅力です。

ゴルフプライド マルチコンパウンドMCC

ゴルフプライドの「マルチコンパウンドMCC」は、長年にわたりツアープロからも愛されるハイブリッドグリップの代名詞です。グリップ上部には滑りにくいコード素材、下部にはソフトなラバー素材を採用。これにより、しっかりとしたホールド感と快適なフィーリングを両立しています。

雨天時や手汗をかいた状態でも高いグリップ力を維持できるのが最大の特長で、豊富なカラーバリエーションやサイズ展開も魅力です。あらゆるレベルのゴルファーにおすすめできる定番グリップと言えるでしょう。

パーフェクトプロ Xラインラバー

パーフェクトプロの「Xラインラバー」は、コストパフォーマンスに優れた人気のラバーグリップです。独自の「ABR」配合ラバー素材により、適度な硬さと高い耐久性を実現。表面のXラインパターンが指にしっかりフィットし、滑りを抑えてくれます。

ソフトなフィーリングながら、ねじれに強く、インパクト時のエネルギーロスを軽減します。バックラインの有無や豊富なカラーバリエーションから選べるのも魅力。品質と価格のバランスが良く、多くのゴルファーに支持されるモデルです。

ゴルフプライド CPX

ゴルフプライドの「CPX」は、快適性を追求した新感覚のソフトグリップです。グリップ全体に施された「EXOダイヤモンドキルトパターン」が特長で、グリッププレッシャーを軽減し、ソフトでありながらもしっかりとしたホールド感を提供します。

衝撃吸収性にも優れており、手に伝わる不快な振動を抑えてくれます。ゴルフプライド史上最もソフトなラバーコンパウンドを採用しており、まさに「コンフォート・パフォーマンス・エクストリーム」の名にふさわしい握り心地です。ソフトな感触を好むゴルファーに特におすすめです。

イオミック Sticky Evolution 2.3

イオミックの「Sticky Evolution 2.3」は、同ブランドの定番「Sticky」シリーズを進化させたモデルです。トルク（ねじれ）を抑え、よりハードヒッターにも対応できる性能を持たせています。従来のStickyの吸い付くようなフィット感はそのままに、しっかりとしたフィーリングをプラスしました。

素材には独自開発のエラストマー「IOMAX」を使用し、高い耐久性と耐摩耗性を誇ります。豊富なカラーバリエーションも魅力の一つで、クラブの見た目にこだわりたいゴルファーにも人気です。吸い付くようなフィーリングと安定感の両立が特徴のモデルと言えるでしょう。

パーフェクトプロ Xラインコード

パーフェクトプロの「Xラインコード」は、全天候型の高いグリップ性能を求めるゴルファーに人気のコード入りグリップです。高品質な天然ゴムに特殊な合成ゴムを配合し、さらにコットンコードを最適に配置することで、雨や汗に強く、滑りにくい安定したグリップ感を実現しています。

しっかりとしたホールド感を好み、悪条件でも安心してスイングしたいゴルファーに最適なグリップです。コード入りでありながら硬すぎず、適度なソフトさも兼ね備えているため、多くのプレーヤーから支持されています。

ゴルフプライド ツアーベルベット360

ゴルフプライドの「ツアーベルベット360」は、世界中のゴルファーに愛用されている超定番ラバーグリップです。癖のない形状と適度な柔らかさ、そして高い耐久性をバランス良く備えています。グリップ全体に同じパターンが施されており、ロゴの向きを気にせず装着できる点も特徴です。

調整機能付きクラブ（カチャカチャ）との相性も抜群で、あらゆるレベルのゴルファーに対応します。迷ったらこれを選んでおけば間違いないと言われるほどの定番中の定番です。

イオミック X-GRIP 松山英樹モデル

イオミックの「X-GRIP 松山英樹モデル」は、トッププロである松山英樹選手が使用するモデルとして知られています。硬めの「X-GRIP」をベースに、松山選手の要望に合わせてフィーリングを調整。硬さの中に絶妙な柔らかさを感じられる、プロ仕様のグリップです。

表面のXパターンが強いグリップ力を生み出し、インパクト時のねじれを抑制。ハードヒッターや、しっかりとした握り心地を求めるゴルファーにおすすめです。トッププロが信頼する性能を体感してみてはいかがでしょうか。

PALMAX ツアーウェーブ ゴールドコード

PALMAX（パルマックス）の「ツアーウェーブ ゴールドコード」は、高品質ながらリーズナブルな価格で人気のコードグリップです。グリップ力に優れたフルコード仕様で、雨の日や汗ばむ季節でも滑りにくく、安定したショットをサポートします。ゴールドのコードがおしゃれなアクセントになっています。

しっかりとした硬めのフィーリングで、コントロール性を重視するゴルファーに適しています。耐久性にも定評があり、コストパフォーマンスに優れたコードグリップを探している方におすすめです。

スーパーストローク S-Tech ウッド&アイアン用

パターグリップで有名なスーパーストロークが展開するウッド＆アイアン用グリップが「S-Tech」です。非常にソフトで粘りのある独自のラバー素材「アドバンスト・ポリマー」を採用し、手に吸い付くようなフィット感と優れた衝撃吸収性を実現しています。

表面のクロス・トラクションパターンにより、全天候で高いグリップ性能を発揮。ソフトなフィーリングを好み、グリッププレッシャーを軽減したいゴルファーにおすすめのグリップです。

ラムキン CROSSLINE360

ラムキンの「CROSSLINE360」は、調整機能付きクラブに対応する人気のラバーグリップです。ラムキン独自のソフトな合成ゴム素材を使用し、快適なフィーリングを提供。特徴的なクロスラインパターンが高いグリップ力を生み出します。

360度同じデザインなので、シャフトの向きを気にせず装着できるのがメリット。耐久性にも優れており、コストパフォーマンスも良好です。シンプルで機能的なグリップを求めるゴルファーや、カチャカチャ機能付きクラブを使用している方におすすめです。

エリートグリップ ツアードミネーターTD50soft

エリートグリップの「ツアードミネーターTD50soft」は、プロからのフィードバックをもとに開発された高性能グリップです。「TD50」シリーズの中でも、よりソフトなフィーリングを追求したモデル。素材には、吸い付くような感触と高い耐久性を兼ね備えた「NK.R6」ラバーを採用しています。

溝加工を深くすることで、雨や汗に対するグリップ力を高めています。ソフトでありながらも、しっかりとしたホールド感があり、コントロール性能にも優れています。競技志向のゴルファーにも人気の高いモデルです。

STM Sシリーズ S-1 グリップ

STMの「Sシリーズ S-1」は、二層構造が特徴的な新感覚グリップです。内層には硬質ゴム、外層にはソフトなエラストマーを採用し、ソフトな握り心地とねじれに強く当たり負けしないしっかり感を両立させています。

星型のディンプル加工が施された表面は、高い密着性とグリップ力を発揮。ソフトさと安定感の両方を求めるゴルファーにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

ナンバーワングリップ 50シリーズ ソフト

ナンバーワングリップの「50シリーズ ソフト」は、溝をなくしたフラットなデザインが特徴的なグリップです。独自開発のエラストマー素材を使用し、非常にソフトで手に吸い付くような独特のフィーリングを実現しています。溝がないため、どこを握っても均一な感触が得られます。

雨や汗にも強く、汚れても水洗いできるメンテナンス性の高さも魅力。独特の柔らかい握り心地を求めるゴルファーにおすすめのグリップです。

イオミック IXX（アイエックスツー）

イオミックの「IXX（アイエックスツー）」は、「Sticky」シリーズのソフトなフィーリングと、「X-GRIP」のしっかり感を融合させたハイブリッドなグリップです。太めの2.3サイズで、トルクを抑えつつも、ソフトで吸い付くような握り心地を実現しています。

素材には耐久性に優れたエラストマー「IOMAX」を採用。表面には細かいXパターンが施されており、高いグリップ力を発揮します。ソフトな感触が好きだけど、少し太めでしっかりしたグリップが欲しい方におすすめのモデルです。

ゴルフグリップ交換に関するよくある質問

グリップ選びと合わせて、交換に関する疑問も出てくるかと思います。「費用はどれくらいかかるの？」「どのくらいの頻度で交換すればいいの？」「自分で交換できる？」といった、よくある質問にお答えします。グリップ交換の基礎知識を押さえて、適切なメンテナンスを行いましょう。

ゴルフグリップの交換費用はどれくらい？

ゴルフグリップの交換費用は、ショップに依頼する場合と自分で行う場合で異なります。ゴルフショップや工房に依頼する場合、グリップ本体の価格に加えて、1本あたり数百円程度の工賃がかかるのが一般的です。工賃はショップによって差があるので、事前に確認しましょう。

自分で交換する場合は、グリップ本体の費用に加えて、交換に必要な道具（交換用溶剤、両面テープ、カッター、万力など）を揃える初期費用が必要です。道具を一度揃えてしまえば、あとはグリップ代だけで済むため、長い目で見るとコストを抑えられます。

ゴルフグリップの交換頻度の目安とは？

グリップ交換の頻度は、プレー頻度や保管状況によって変わりますが、一般的な目安としては「1年に1回」または「40ラウンドごと」とされています。

劣化したグリップはスイングに悪影響を及ぼすため、表面がツルツルしてきた、硬化してきた、ひび割れがあるなどの症状が見られたら早めに交換しましょう。

自分でグリップを交換することは可能？

はい、必要な道具と正しい手順を覚えれば自分で交換することは十分可能です。自分で交換するメリットは、工賃がかからないこと、好きなタイミングで交換できること、クラブへの愛着が増すことなどが挙げられます。

ただし、初めての場合はシャフトを傷つけないように古いグリップを剥がしたり、新しいグリップを真っ直ぐに挿入したりする作業に少し慣れが必要です。自信がない方や、失敗したくない方はショップに依頼するのも一つの方法です。

ゴルフグリップおすすめのまとめ

ゴルフグリップは、スイングやスコアに直結する重要なパーツです。この記事では、グリップの選び方のポイントとして、太さや重さ、バックラインの有無、素材、フィーリング、耐久性などを解説し、人気のおすすめグリップをランキング形式でご紹介しました。

自分に合ったグリップを見つけるには、まず自分の手の大きさや握力、スイングタイプを把握し、様々なグリップを試してみることが大切です。あなたにとって最適なグリップを装着し、快適なゴルフライフとスコアアップを目指してください。